訪問診療部
平均寿命や健康寿命も延び、国は地域包括ケアシステムの構築を進めています。当院も本格的な高齢社会に向かって、「ときどき入院ほぼ在宅」を目標に住み慣れ親しんだ環境の中で自分らしく過ごして頂くことを目指しております。当院ではその思いで、2024年4月訪問診療部を立ち上げました。
病気になっても自宅(施設)で過ごす
訪問診療とは通院できない方のために、医師がお住いの自宅や施設に定期的に訪問し、診療等を行う在宅医療です。当院では機能強化型の在宅療養支援病院として、突然の体調不良時にも対応したり、入院の手配を行ったりするなど、24時間365日対応致します。
訪問診療部は、4月に着任された今村医師を中心に、医師3名、看護師、管理栄養士、検査技師の多職種スタッフで、患者さま・ご家族さまに寄り添いながら、その人らしさを支えていきたいと思います。
病気になってもご自宅(施設)でその人らしく過ごしたい方や住み慣れた場所で最期を迎えたい方、その他診療についてもご相談いただく窓口として、お気軽にお問い合わせください。
訪問診療部担当医師
今村 理恵イマムラ リエ
1994年卒
病気や外傷、加齢、家族構成の変化などによって、定期的な通院が難しくなることがあります。そんなときに自宅で医療を受けることができるのが【在宅医療】です。医師が訪問する「訪問診療」がその一つですが、それ以外に、看護師が訪問する「訪問看護」、リハビリセラピストの「訪問リハビリ」、管理栄養士の「訪問栄養食事指導」、薬剤師の「訪問薬剤管理」、歯科医や歯科衛生士の「訪問歯科診療」などがあり、医師の指示のもと専門職同士が連携し、専門的な治療や指導を自宅で受けることができます。日常生活を支えるためのサービスである「介護保険」や「障害福祉サービス」と合わせて自宅での生活を支えますが、「介護保険」を申請していなくても医師の指示で利用できます。にしくまもと病院には「訪問診療」「訪問看護」「訪問栄養食事指導」「訪問リハビリ」の専門職がおり、自宅で療養する方を支えます。これからの選択肢のひとつとしてかかりつけの医師に「在宅医療」「訪問診療」についてご相談されてみてください。かかりつけ医が居ないとき、またはかかりつけの医師が「訪問診療」に対応できない場合には、ぜひ当院の訪問診療相談窓口にご相談ください。
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