放射線課
放射線課とは、病気の早期発見、正確な画像診断を行うところです。内科、外科をはじめ全ての科からの依頼に答えて、一般撮影 CT、MRI、骨密度測定、消化管造影など最新鋭の医療機器を駆使した精密な画像診断検査を行います。
CT・MRI検査をご依頼される先生方へ
CT・MRIをご希望される場合、お電話にてご連絡を下さい。頭部のMRIについては脳神経外科・脳神経内科の2人の医師で読影し状況を患者様へ説明させて頂きます。
また、下記の「検査申込書」をご記載頂き当院までFAX送信下さい。「MRIの注意事項」は患者さんにお渡し下さい。
※患者さんからの直接の申し込みにつきましても、地域医療連携部にお電話にてご相談ください。医師の診察後にMRIの必要性について判断致します。
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地域医療連携部 FAX送信先
- FAX (096)277-1721
放射線課の取り組み
- 被ばく低減に努めます。
- 安全確保に努めます。
- 検査の効率化に努めます。
- チーム医療の推進と医療の質向上に努めます。
放射線検査の流れ
放射線検査のオーダは各診療科外来・病棟の電子カルテシステムから入力され,放射線情報システムに伝達されることによって各検査室でオーダの内容・指示を確認し検査を施行します。
放射線情報システムと各検査装置はオンラインで接続されており,患者氏名や検査に関する情報の連携により入力ミス等のリスクが発生しないシステムとなっています。
検査終了後に実施入力を行うことで,会計情報の医事連携が行われます。
検査終了後,撮影された画像はPACS(Picture Archiving and Communication System)に転送され画像およびレポートは電子カルテ端末で参照します。
各装置のご紹介
MRI 検査時間が短く、静かで高性能の1.5テスラ MRI装置を導入しました
従来のMRIより短い時間でも、撮影画像はより鮮明で細かいところまで撮ることが可能な新技術を搭載した、最新鋭のMRI装置です。
MRIは、磁石と電波により体の内部を画像化するため、放射線による被曝がありません。全身各部位の様々な断面を観察でき、また造影剤を使わずに血管の画像を撮ることも可能です。詳しい検査内容は、医師または放射線技師までお気軽にお尋ねください。
一般撮影
一般撮影とはレントゲン(X線撮影)のことです。一般撮影は検査の第一選択肢とされることが多く、胸部撮影、腹部撮影、関節・骨の撮影に用いられます。
当院では最新式のFPD(Flat Panel Detector)装置および従来のCR(Computed Radiography)装置を使用しています。
FPD(フラットパネルディテクタ)と呼ばれる検出器の導入により、以前の検出器よりも少ないX線量で同等以上の高画質な画像が得られるようになりました。さらに画像に確認にかかる時間が短縮され、患者さんの待ち時間が短くなりました。
CT
CT(Computed Tomography)とはX線を多方向から人体に透過させて測定したデータをコンピュータで解析し、体の正面、側面、輪切りの画像を作る検査です。
16断面を1回転で撮影できる16chマルチディテクタ型のCT装置が設置されています。
頭部や体幹部の単純CTやヨード造影剤を使用した造影CT,それに立体的な3次元画像の作成等も行っています
骨密度測定装置
当院の骨密度測定は推奨される腰椎と大腿骨の測定を、極めて少ないX線を使用し測定するので、女性の方にも安心して検査を受けて頂けます。
X線TV装置
X線TV装置とは、体を透過したX線をTVモニターで、リアルタイムに動画として見ることができます。
当院では、食道、胃、などの消化管造影検査を行っております。また、頸椎・腰椎の脊髄造影、神経根造影、椎間関節ブロック、骨折の整復なども行っております。
画像カンファレンス
毎週金曜朝に医師・放射線技師・看護師・義肢装具士・秘書など多職種が集まり、画像カンファレンスを行っております。カンファレンスでは、症例や治療の検討や撮影の方法など逡巡することなく意見が交わされ、業務改善に取り組んでおります。