テクノエイドセンター
テクノエイドセンターでは装具が必要な方に対し、補装具の作製、適合、調整、修理を行っております。
義肢装具士が常勤していることで、装具完成までの時間を短縮、また調整や修理に迅速に対応いたします。
作製、適合、調整までを一貫して行い、他の専門スタッフと連携を図り社会復帰を支援しています。
業務内容
- シーネ作製、ギプス巻き込み
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補装具、自助具の採型・採寸、作製、適合、調整
- スプリント作製
- 他施設で作製された装具のメンテナンス
- 装具・車椅子・福祉用具に関する業者の紹介、相談・申込み
その他、当院訪問リハを利用されている方の装具調整・相談も行っておりますので、現在装具を使用されている方、装具や車椅子について相談されたい方は当院テクノエイドセンターまでお問い合わせください。
医療機器管理室
概要
医療機器管理室には臨床工学技士が在籍しています。臨床工学技士(CE:Clinical Engineer)とは、国家資格を受け、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う事を業とする医療機器の専門医療職種です。
臨床工学に関わる機器そのものをME機器と呼ぶことから、「ME」と呼ばれる施設も多いですが、臨床業務に携わる仕事が多い為、本来の呼び名である「CE」としている施設も多々あります。
臨床工学技士の仕事は大きく分けて患者さんのベッドサイドで行う臨床業務と医療機器管理業務に別けられます。
臨床業務としては救命救急医療、人工呼吸療法、心臓カテーテル検査と治療、内視鏡手術など各科手術室関連業務、冠動脈バイパス術や心臓の弁置換術、ICU・CCU・HCU業務、血液透析、急性血液浄化、アフェレーシスなど多岐にわたります。
これらの臨床的な仕事が全体の70%を占めますので、決して機械ばかりを相手にしている仕事ではありません。
当院での業務内容
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- 医療機器管理業務
- 全ての医療機器を安全に使用できるように、また機器の性能が維持できるように年間点検計画書に沿って保守、点検を行っています。(中央管理、保守点検、修理等)
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- 手術室業務
- 手術が円滑且つ安全に行われるように手術室内の医療機器の操作や使用前点検を行っています。(術前点検、自己血回収装置の操作、関節鏡直接介助、立会い等)
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- 院内教育
- 医療機器を実際に使用するスタッフや新入職者に対しての勉強会の開催、必要と感じた場合は臨時での勉強会の開催も行っています。